富士山は、今でこそ神々が宿る信仰の対象となっていますが、

かつては大噴火を繰り返す恐ろしい山として、人々の畏怖や恐怖の対象でした。


富士山のお膝元である富士宮市には、身の毛もよだつ恐ろしい伝説が数多く残されています。

かなり詳細な記録が残されている最近の話や、真実味がある話も多くありますが、

今では地域住民への配慮もあってか、それらの伝説は話題になることはありません。

真実も嘘も時間が経てば伝説となりますが、恐ろしいだけの伝説は、いつかは深い闇へと消えていく運命にあります。

その伝説を信じるか否かはあなた次第ですが、その伝説を生んだ背景には、その時代の事情や教訓が隠れています。

下表の座標(北緯・東経)の数字をグーグルの検索欄にコピペすれば簡単に詳細な現在地がわかります。

前書きが長くなりました。


それでは、どうぞ・・・・・・・・・・・・・


地図番号 事 件 名 事 件 の 概 要
「牛殺しの源蔵」
 殺人事件
「牛殺しの源蔵」と呼ばれていた白糸に住む強靭な男が、ある村の外れで宿屋を経営していた弥七という男によって、宿の床下に仕掛けた深い水牢に落とされ溺死した。源蔵の金品は奪われ、死体は姥穴に捨てられていた。弥七に同じ手口で殺害された被害者は13人以上と言われている。
恐怖度★★★★★
座標(北緯・東経)35.370945,138.591852 (姥穴)
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婆々穴の姥捨て伝説 口減らしのために老婆を捨てたというショッキングな「姥捨て伝説」が今も残っている。実際に捨てられた人の名前、墓所、菩提寺が明らかで、明治時代まであったと言う人もいるくらい多くの人が聞き伝えていることから、話は現実味をもっている。
恐怖度★★★★★
座標(北緯・東経)35.29553,138.65389
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織田信長の首塚 織田信長は本能寺で明智光秀の謀反により自害したとされているが、その遺体は発見されなかった。言い伝えによると、西山本門寺の18世日順の父・原志摩守宗安が織田信長の首を持ち帰り、ここに柊(ひいらぎ)を植え首塚として葬ったという。
恐怖度★★★★
座標(北緯・東経)35.2377756,138.5642226
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高鉢山のカラス天狗
「太郎坊権現」
高鉢山を徘徊してるといわれるカラス天狗「太郎坊権現」は富士山信仰の修験者(山伏)たちも恐れる妖怪、今でもここを知る地元の人は太郎坊権現を畏れて高鉢山には近づかないという。
恐怖度★★★★
座標(北緯・東経)35.3143348,138.7209883
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団結の碑 復讐を恐れ、怖くて誰も「その後」を語ろうとしない某教団の本部があった場所の「その後」の話。
恐怖度★★★★
座標(北緯・東経)35.3442976,138.5966618
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天照教社の
日本最大人魚ミイラ
日本最大最古の人魚のミイラを祀った寺で起こった数々の怪奇現象、転々と安置場所を代え、富士山中の霊気に包まれた天照教社に安置されたところ、その後何一つ恐ろしい異変は起こらなくなったという。
恐怖度★★★
座標(北緯・東経)35.2801398,138.7088347
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曽我兄弟の霊地 日本三大仇討ちのひとつである「曽我兄弟の仇討ち」の舞台となった場所で、工藤祐経を討った後、兄の十郎が討たれた場所がこの場所と伝えられている。弟の五郎は現在の富士市鷹岡にある「五郎の首洗い井戸」で斬首された。
恐怖度★★★
座標(北緯・東経)35.3036271,138.598919
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白糸の滝埋蔵金伝説 金塊を白糸の滝に隠した工夫達は、工事完了とともに斬殺され、滝壺へ流されたとされている。発掘作業の度重なる死亡事故は、殺された工夫の怨霊の仕業であると囁かれている。
恐怖度★★★
座標(北緯・東経)35.3130455,138.5868645
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市兵衛沢の雪代 1834年(天保5年)5月に発生した雪代(ゆきしろ)災害は、富士山の山肌を削りながら土砂となって富士宮市街を襲った。この時の雪代は、立木を倒し、岩石をころがしながら現在の源道寺駅を越えて新幹線の新富士駅あたりまで達した。
恐怖度★★
座標(北緯・東経)35.3474626,138.7285843
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摩利支天塚 摩利支天塚は明治時代、富士宮市沼久保に住んでいた佐野幸左衛門という人が拾ってきた石を積み上げ摩利支天や馬頭観音を祀った場所で周囲64m、高さ8m程ある不気味な塔。
恐怖度★★
座標(北緯・東経)35.2074479,138.5936971
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人穴は地獄である 源頼朝の家臣仁田四郎がこの穴を調査した時の様子を残した「吾妻鏡」によると、「調査に同行した従者4人が突然死した」という記述があり、御伽草子では「人穴は地獄である」と記述されている。
恐怖度★★
座標(北緯・東経)35.3614547,138.5911053
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賽(サイ)の河原の
六地蔵
「賽の河原」とは「三途の河原」のこと。舞々木橋という小さな橋を過ぎてすぐのところに「賽(サイ)の河原の六地蔵」と呼ばれている石仏群がある。
恐怖度★★
座標(北緯・東経)35.2429022,138.6269795
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鬼のいない村 芝川が流れる富士宮市の内野地区には「鬼のいない村」という昔話がある。内野大橋周辺が、その昔話の舞台で、「鬼橋」という現存する橋は鬼が鉄砲で撃たれた場所とされている。
恐怖度★
座標(北緯・東経)35.3268053,138.5770262
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平家落人伝説
(平維盛の墓)
富士川の戦いで逃げた多くの平家が稲子の里に落ちのびた。平家総大将の平維盛が入水自殺したというのは流言で、維盛も稲子の地に移り、清水姓を名乗り平家復活を計画し、没後この地に維盛の墓が建てられたとされている。
恐怖度★
座標(北緯・東経)35.2626477,138.5287504
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玉砕の島
サイパンからの帰還
若獅子神社はこの地にあった陸軍少年戦車兵学校の出身教官・生徒あわせて約4,000名のうち、太平洋戦争で亡くなった600余名の御霊を祭った神社。玉砕の島サイパンではここで学んだ40余名の少年戦車兵が亡くなられたそうで、境内にはサイパンから引き上げられた戦車が置かれている。
恐怖度★
座標(北緯・東経)35.3137816,138.6050197
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